竹若ともこさんにインタビュー
現在然々にて個展開催中の竹若ともこさんにインタビューさせていただきました。にぱ
いつから硝子の作品をつくりはじめたですか?

「99年からです。ちかくに硝子の工房があってのぞいてみたのは最初です。本格的にやり始めたのはが2001年から。ちょうど退職したところだったので合宿で一年間能登島ガラス工房で学びました。」

ガラスにはまった、魅力をおしえてください。

「とけてるガラスがとにかくきれいなんです。そして思い通りにならないからはまるのかもしれない。今もずっと悩み続けてやってます。」

とけてるガラス、ですか。ガラスは完成したときもきれいですよね?

「とけているガラスは完成とは全然ちがうんですよ。」

へー。熱くて大変そうなイメージがありますがそこに魅力を感じてつづけられているんですね。しかしここまで惹かれて続けているのは、大変そうなのにすごいです。

「昔から職人的なものにあこがれがあったかもしれないですね。体を動かすのも嫌いじゃないし。でも(ガラス作りの工房は)現場って感じです。ゆっくり考えてるひまはないですね。」

竹若さんのガラスへのこだわりをおしえてください。

「日常的なものは透明な(ガラスで作った)ものがおのずと多くなっています。
それは物を入れたときにより綺麗に見えるように考えた結果です。
中に物をいれたときに物も器も引き立てあって輝いて見えるみたいな。驚きですね。
それに対してオブジェはその時々にテーマがあって作る感じです。
そして「蓋物」がライフワークになっています。
蓋物は最初から作っていて、私はコレってものが欲しいと考えたときに、それは「蓋物」だと思うようになりました。蓋が合った瞬間が楽しい。中が見えるっていうのがガラスの特徴ですから、蓋を閉めても中が見えるというのは実用的でもありオブジェにもなるんですよ。」


これから作ってみたい作品のイメージなどありますか。

「蓋物の違うデザインを考えています。あと花器も新しいものを作ってみたいです。」







思い通りにならないから続ける。という言葉がとても印象的でした。素敵なガラスの作品とその先にある竹若さんのものづくりの姿勢を垣間見ました。竹若さんの個展、「ひだまり竹若ともこ 硝子 展」は6月18日(月)までです。是非足を運んでみてください。


(黒文字=聞き手:三橋 青文字=話し手:竹若ともこさん)
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natunatunaインタビュー
natunatunaイラスト展「傘がうまくさせない」2006/04/26-05/07

本日最終日でした。
展示は終わってしまいましたが、
作家さんであるnatunatunaさんに今回の展示についてインタビューしてきました。

三橋(以下M)「前回の然々での個展と今回の個展での作品の姿勢の変化を教えてください」

なつな(以下N)「前の展示では自分のつたなさを人が入り込むスキマというのを作っていると言う理由で納得していました。でも今はそうではなくって、ある程度(絵の表現)技術がないと人の入り込むスキマも作れないと思うようになって。」

(M)「ということはnatunatunaさんはつねに作品自体に人の入り込むスキマのあることを意識しているわけですね。技術ということでいうと今回はパネルの作品が新たに多く加わりましたね。あらたに日本画の顔料も使っているみたいだし。」

(M)「前回は幸せ配達人というテーマで春らしくハッピーな作品が主でしたね。今回はそうではない何かを感じます。それはなんなんでしょうか。」


(N)「イラストの仕事を含めて綺麗で幸せな部分ばかりを作品化していくことが続いて、ふとしたときにそのことに疑問が湧いてきて、それで思い返した事は最初に絵を描きはじめた自分だったのですよ。原点に立ち戻るっていうか。最初に絵を書き始めた頃の、悲しいばっかりで怒ったりしながら描いていたありのままの自分をもっと出していってもいいんじゃないかと。」

(M)「今回の展示はnatunatunaさんの自作の詩(未公開)の「傘がうまくさせない」の中に出てくる話から広がっていると伺いました。どのように今回の作品たちがうまれたのか教えてください。」

(N)「その自分の中にある物語が先にあって、そのイメージに合ったものから作品をつくっていきました。登場する女の子自身の行動の目線に私自身がかさなって絵が生まれていきます。ただの風景もそうです。女の子の視線から観た景色なのです。今回の個展のタイトルでもある『傘がうまくさせない』というのは女の子が悲しい事に包まれ(=雨が降る)ているのに傘が上手くさせないというところからはじまっています。私の考えなのですが、だれかに雨がふって(悲しみに包まれて)いるときにはその雨をさけるのに傘をさして済ませるのではなくってその雨を受け止めることが大事なんじゃないかと思うんですよ。「私はわかっている」というただの言葉ではなくって、せめてその子のもとにいって雨をかんじて小さい傘でもいいから差すとか。」

(M)「natunatunaさんの絵からは悲しい事をよける日々よりも傘をうまくさせない日々になにか希望のようなものを感じます。悲しい事など落ち込むような感情から生まれた絵からは不思議とこころ落ち着く世界が広がっていますね。」

(N)「私は悲しい事はきらいじゃなくって、その状態でいる自分を救う為に絵を描いていました。」

(M)「natunatunaさんにとっては落ち込む事はマイナスで避けることではないのですね。多くの人はnatunatunaさんほど普段から悲しいとか心のそこの不確かな感情を言葉に紡ぎだすことを日々していないとおもいます。普段そのような事を続けていることで微妙な感情を流さずに掴んで表現できているのですね。」

(N)「できたら私の絵を見てくれたことをきっかけに、いままでかなしいとかそういう感情に向き合う事がない人たちも、それぞれの悲しかったり、怒ったりする落ち込む気持ちを避けることなく見つめて感じてくれるようになってくれたらうれしいです。」

(M)「今日はどうもありがとうございました。」













展示風景。
(M)
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ノンブラック展
行ってまいりました『ノンブラック展
然々も関わる作家さんが多数いらっしゃることから、毎年楽しみにしています。
今年も素晴らしい作品の数々に圧倒されました。
まずはご覧ください。



現代遺跡』 by園部茂

我が然々アーティスト倶楽部会長的役割を担っていただいている園部さんの作品。
色が無いように見えて実はたくさんの色が重なっているんですね。
製作過程を始め詳細は「日向の薫り」をご覧ください。





続いて絵てがみ教室をお願いしている茅根啓子さん。

本職?はこの籐工芸。

その他絵画やフラメンコまでこなすスーパーウーマンです。





クレイアートは黒羽根房子さん。

彼女の個展は然々でも大人気。

私も大好きな作品群ですが、色の無い人形に数々の表情が読み取れます。

一段と魅力が増しています。





そして最後は大村智成さん。

今回の作品は今までの可愛い路線から一気に飛び出しなんと鬼気迫る「般若」です。

そして見事に水戸市長賞を獲得されました。

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笠間ひとっ走り!!
早起きして笠間をひとっ走りです。

まず、笠間の山あいの「とむら」さんのブルーベリー畑で今日と明日パフェにしてご提供するメチャメチャフレッシュなブルーベリーを沢山摘んできました。

摘んだ分が無くなったらお終いメニューですが、たっぷりおのせして楽しんでいただこうと思います。


次に向かったのが「工芸の丘」


ここのクラフトギャラリーⅡで友人のLitlle Smith 大貫さんが「食卓の情景展Ⅴ」というグループ展に出品されています。

大貫さんの作品はもちろん、お仲間の作品もどれも楽しい、素敵なものばかりです。

その後ふと立ち寄ったクラフトギャラリーⅠで衝撃の作品に出会いました。


『しづ展 -土の幻想ー』

時間があまり無かったのですが、作品にすっかり引き込まれてしまいました。

作家のしづさんにお声を掛けていただき、時を忘れてお話を聞かせていただきました。

その一部始終をご紹介したいのですが、ホンの一部だけ

前略
「新聞でシダの化石の記事を見た時、全身にものすごい衝撃が走りしばらく動けなかった。それ以来今まで作っていたファンタジックなものが一切作れなくなり風化されたものに以上に強く惹かれる・・・」

この作品を拝見し、お話を聞くうちに私の友人であり、「日向の薫り」の作者でもある画家の園部さんの「風化したものの魅力論」を思い出し、ついつい夢中になってしまいました。

いずれ機会がありましたら、しづさんとまた出会えると思いますし、詳しくご紹介したいと思います。
然々ギャラリーにもお招きできるかも?

コチラも絶対のお勧めです。
両方とも31日までですので「工芸の丘」ぜひ、お出かけください。
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Litlle Smith
河童の川流れ

大貫さんの諺シリーズです。

この作品は、河童が流されている川の「水面を表現するのが難しかった」そうです。

画面でお分かりいただけるかどうか、、、、

とっても凝ってます。

是非「然々」で実物をご覧ください。


レジ脇で待ってま~す。(カッパ)

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